
フラワーバレンタインとは?花選びのポイントから贈り方まで徹底ガイド!
世界中で愛や感謝を伝えるイベントとして親しまれているバレンタインデー。それぞれの地域で異なる文化がある中、花を贈るというシンプルで美しい文化に、近年日本でも注目が集まっています。
今回はそんなフラワーバレンタインについて、花選びのポイントから贈り方までご紹介します。
目次
海外では常識!フラワーバレンタインとは?
実は、バレンタインデーにチョコレートを贈る文化は日本特有のもの。特にヨーロッパやアメリカでは、男性が女性にお花を贈ることが一般的で、近年その文化が日本に広がってきています。
「愛」や「感謝」を伝えるイベントには変わりないですが、世界各地でさまざまな形や文化があるのです。
意外と知らないバレンタインの歴史と文化【コラム】
バレンタインデーの起源は古代ローマ時代に遡ります。当時、ローマ皇帝は、兵士たちが戦争へ行くのを嫌がらないよう、結婚を禁じていました。しかし、若者たちの幸せを願う司祭ウァレンティヌスは、密かに結婚式を執り行っていたのです。
その行為がローマ皇帝に知られ、処刑されたウァレンティヌス。彼の献身的な行動が後に称えられ、「聖バレンタイン」として愛の守護聖人とされました。この歴史が、バレンタインデーの始まりとされています。
フラワーバレンタインで定番のスタイルは?
花を贈るスタイルは多種多様。相手の好みに合わせて選べば、特別感がさらにアップします。また、手紙やカードを添えることで、より心のこもった贈り物に。まずは、定番のスタイルを2つご紹介します。
花束(ブーケ)

手渡しやすく持ち運びに便利な花束(ブーケ)。ただ自宅で飾る際は自分で活け直す必要があるため、お花屋さんの活けたデザインを花瓶で、もう1度再現するのは難しいことが多いです。そのため、普段あまり自宅で飾る習慣がない方には、簡単なアレンジメントがおすすめ。
アレンジメント

ラッピングを解いて自分で活け直さなければいけない花束(ブーケ)に対し、アレンジメントはプレゼントをもらってすぐに飾ることができます。そのため、お花屋さんの活けたデザインをそのまま飾って楽しめるのもポイント。初めて花を飾る時やあまり慣れていない方にオススメです。
フラワーバレンタインの予算はどのくらい?
フラワーバレンタインにおけるお花の予算は、贈る相手やシチュエーションによって異なりますが、一般的には3,000円〜10,000円が目安です。この価格帯なら、気軽に贈れる小ぶりなブーケから、華やかで特別感のあるアレンジメントまで、さまざまな選択肢があります。
また、お花屋さんや花材の種類等によって価格はもちろん変動します。具体的な希望があれば、お花屋さんに相談してみるのも良いでしょう。重要なのは、贈る金額以上に「相手を想う気持ち」です。どんな予算でも、心を込めて選んだお花は、きっと素敵なギフトになりますよ。
お花選びで失敗しないポイントは?
花を選ぶ際には、贈る相手の好みや雰囲気を考えることが大切です。シンプルで上品な花束を選ぶのか、華やかでボリュームのあるアレンジにするのか、相手に合ったスタイルを見極めましょう。また、花言葉や季節感も意識すると、より心のこもった贈り物になります。
フラワーバレンタインで人気のお花は?
フラワーバレンタインでよく選ばれるのは、「愛」や「感謝」の花言葉を持つ花々。また、季節に合わせたスイートピーなども人気です。
フラワーバレンタインでメイン花材を飾る、定番のお花を5つご紹介します。花言葉は同じ種類でも色によって変わることが多いでの、贈りたい相手にあった色を選びましょう。
バラ

「愛」と「美」を象徴するバラ。世界でも男性から女性に贈る花の中では一番バラが多いそうです。色だけでなく本数でも異なる花言葉を持つため、気持ちを込めて選ぶ楽しさも魅力です。
バラ(薔薇)の花言葉とは?色・本数の意味を解説!特別な日をもっと素敵に。
チューリップ

「愛の告白」や「博愛」の意味を持つチューリップは、春の訪れを感じさせる可愛らしい花です。品種によって花の形などが異なり印象が変わるため、相手の好みに合わせやすいのもポイント。
カーネーション

母の日でおなじみのカーネーションですが、「無垢で深い愛」という花言葉から、恋人や家族への贈り物としてもぴったりです。
ガーベラ

「希望」「常に前進」などポジティブな花言葉を持つガーベラ。シンプルながらも華やかで、男性にも女性にも人気です。
スイートピー

「永遠の喜び」や「門出」を意味するスイートピーは、柔らかな香りとフリルのような花びらが特徴。繊細な美しさが、特別な日にぴったりです。
お花はどこで注文するのがいい?
お花を注文する際には、いくつかの選択肢があります。たとえば、全国的に展開している花キューピットのようなオンライン配送サービスを利用すれば、忙しい方でも簡単に注文し、大切な人へお花を届けることができます。
また、地元のお花屋さんの店頭で直接注文する方法もおすすめです。店頭では、実際に花を見ながら選ぶことができるため、イメージ通りのアレンジメントをオーダーしやすいのが魅力です。それぞれの方法にはメリットがあるので、目的やスケジュールに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
お花屋さんでの頼み方のヒント
初めてお花屋さんでお花を注文する際は、迷うこともあるかもしれません。そんな時は、贈る相手やシチュエーションを伝えると、最適な提案をしてくれることが多いです。「予算」「色合い」「イメージ」などを具体的に伝えると、スムーズに希望に合った花束やアレンジメントを作ってもらえます。最後に、配送や持ち帰りの際の注意点もしっかり確認しておくと安心です。
たとえば、「5,000円くらいで、赤バラをメインにした洋花アレンジメントをお願いします」と伝えると、お花屋さんがさまざまなアイデアを出しながら、理想のスタイルをブラッシュアップしてくれます。
また、バレンタインなどのイベントシーズンはお花屋さんにとって非常に忙しい時期です。店頭に並ぶ作品ではなくオリジナルのアレンジメントを依頼したい場合は、花材の調達や制作の時間を考慮して、最低でも5日前までに注文することをおすすめ。余裕をもって準備すれば、より特別感のある仕上がりが期待できますよ。
さいごに
お花を贈るとき、大きな花束や特別な演出が必要だと思い込んでいませんか?実は、1本の花をそっと手渡したり、直接渡さなくてもいいのです。形式にとらわれず、肩の力を抜いて、フランクに花を贈ることができれば、それだけで特別な瞬間が生まれます。
愛情や感謝、さまざまな想いを伝えるお手紙のような存在です。「この花を贈ったら、きっと笑顔になってくれるかもしれない」――そんな気持ちを抱きながらお花屋さんで選ぶ時間もまた、幸せのひとときです。今年は、あなたの想いを込めた花を大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか?
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